活動レポート

全国各地で展開している、ファーモを使ったスマート農業の実証事業を現場からレポート。
その土地ならではの課題や特徴も交えてお伝えします。

【リンネ農園取材】建設会社も経営しながら、シイタケ栽培も。女性社長インタビュー。

写真右側:『リンネ農園』代表 仙波 洋子さん

苦労しながらもシイタケ栽培スタート。

建設会社さんが経営している椎茸農園で、なんと農家を始めてから1年。しかし、建設会社が農業に進出する例は少なくなく、建物に強いのでハウスを建てるノウハウがある事が理由だとはなしていた。北研さんからハウスの図面を貰って立て始めることから始まった。
コロナの影響もあってビニールがなかなか手に入らなかったこともあり、プラスチックで貼って対応していたこともあった。最初は、何も分からない所からのスタートだったので、苦労したと話している。
2020年の5月くらいにハウスが出来上がり、6月には椎茸の培養をスタート。今年に入ってからは、シイタケ収穫をする初めての夏を経験するとの事で、ドキドキされていた。6月中は20℃で一定に培養されていて、収穫が始まったのが10月だった為、2021年の春と夏は初めてで「夏って、シイタケ売れるの?」とか疑問に思ったそうだ。
実を言うとシイタケの需要は、お盆やBBQ等で需要があるそうだ。シイタケのイメージとすれば、秋冬がシーズンのイメージがあるので、夏のシイタケの価格設定に迷っているとも話されていた。

シイタケ栽培の課題

シイタケを栽培するにあたってまず最初に困ったことは、シイタケ栽培に関する本や情報が無い事に困っていた。
ネットで調べてもデータが出てこない。「この時はこうした方がいいとかが市販では無い。一般的なマニュアルはあるけど」ちょっとした管理を間違えてしまうだけで、シイタケ自体の水分量が多くなったり、二酸化炭素が高いと足(軸)の部分が細くなったり、今度は逆に温度が高いと足が長くなる(伸びる)場合もある。普段は18℃で管理している物の、20℃を少し超えてしまうだけで足が細くなってしまう。そのため温度調整も難しい。笠の厚みが薄くなってしまう場合もある。だからこそ、情報が欲しいと話していた。

シイタケ収穫中の写真。

シイタケ栽培の1年。

1次培養した物を購入して、2か月程培養を続けて(寝かせて)きのこを発生させるまでに1ヵ月、2週間しかシイタケが生えない為、その後は10日~2週間くらい休ませる期間に入る。その期間に温度を高くしたり水をあげたりして、そこからまた次の月に発生させる。

温度計・湿度計・二酸化炭素の各計測器を置いて、朝・昼・夕に時間で自分で見に行って確認をする作業をしていました。
作業をデータとしては記録できず、自分たちで手書きでまとめてデータ化していた。
手書きで記録していたものを、データ化していた。
パートの方や社員を含めると誰もが出来るわけではなく、みんなが記録してきたものをワードやエクセルを使って表にしていた。

菌床を叩く!?

菌床栽培を例えていうならば、産休を取りながら赤ちゃんをずっと産んでいる状態。「たくさん赤ちゃんが生まれて疲れたから少し休んで次の出産に備えましょう。」というようなことを繰り返している。ただしやり方は様々で、3回目までは休ませなかったり、シイタケの発生のさせ方も温度変化だけでやったりする方もいれば、菌床を棒で叩く人もいる。菌床に溜まった水を捨てて上下を入れ替えてまた水を入れて刺激させる人もいる。シイタケ栽培と言ってもやり方も様々あるようだ。


シイタケを作っているハウスの様子です。
こんな感じで菌床にシイタケが生えていました。
ちなみにきのこファーモは菌床が置かれている棚の、一番上にこんな感じで置かれていました✨

シイタケ栽培にファーモをご利用いただいており、その点にもインタビューしておりますのでそちらの記事も合わせてご覧いただければと思います。

ファーモ導入後インタビュー記事:https://farmo.info/house_user1/

リンネ農園さんについては、下記よりご確認下さい。

リンネ農園HP 購入もこちらからできます。

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