活動レポート

全国各地で展開している、ファーモを使ったスマート農業の実証事業を現場からレポート。その土地ならではの課題や特徴も交えてお伝えします。
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【栃木県鹿沼市】ニラ栽培を次世代へ。~カッコイイ先輩の姿をみて心を熱くした。ニラを大規模に栽培する農家を取材~

栃木県鹿沼市茂呂地区にやってきました~!!
今回取材をさせていただいたのは、『柏渕農園』さんです。
柏渕さんは、現在ニラの栽培を行っています。

柏渕農園HP:https://www.kashiwabuchi-farm.jp/

柏渕農園 代表の柏渕衛雄さん
衛雄さんの祖父の代から続く、ニラ農家で3代目。
全部で180棟のハウスを5名で管理している。

元々会社員をしていて転勤をきっかけに、地元に帰ってきた。
そんなとき母に、「ダラダラしているなら、少しは手伝いなさい」と言われ嫌々ながらも始まった。
元々実家を継ぐつもりは無かった衛雄さん。
その考えを改めることになったのは、先輩トマト農家の存在があったからだ。
自信を持って作物を紹介している姿が、カッコイイなと感じたのだそう。
その姿を目の当たりにし、農業への思いを強くした。


元々は家族経営で現在の1/3ほどを栽培していた。
そこから大規模に栽培するようになったのには、理由があった。
衛雄さんの祖母が脳梗塞で倒れ、家族経営の辛さを味わい「これでは、いかん。」と思いそこからスタッフを雇用し始めたのが始まりだった。
今では、たくさんのハウスを管理する柏渕農園。
普段どんな管理をされているのかも、教えていただきました。

農薬散布の際などに通り歩きしやすいよう、ハウスの真ん中にはビニールで仕切られ通路が設けられ効率的に栽培する工夫がされていましたよ✨
このハウスで栽培されていたのは、「ゆめみどり」
その一番ニラは甘くて、太くて美味しいのだとか。

ニラもすくすく成長していて、元気そうでしたぁ(^O^)/
私も食べてみたいなぁ。

この地域では2月頃強風が吹く。

乾いた風がハウスの中に入って、ニラの葉先が乾いてしまうとニラの品質が著しく低下することに繋がってしまうので、気象センサーでは風速2.5m以上になるとだいぶ強いので、それを目安にハウスの換気指示をするのに活用いただいてらっしゃいました。
指示を受けると一斉にスタッフの方が閉める作業を行っている。

気象センサー導入前は、肌感覚や衛雄さんの両親からの電話を頼りにスタッフに作業指示を出していた。風の強い時期は、茂呂地域から離れられなかった。導入後は風速が手元で分かるようになったので、不安軽減に繋がっていた。
今後は他のファーモアプリ同様に、「アラート機能が付いたらいいな」とおっしゃっていました。

衛雄さんの夢は、ニラ栽培で様々なデータを活かして次世代に繋げられるようこれからも頑張っていきたいですと意気込みを話して下さいました。

最後にみんなで写真撮影しました✨

では、失礼いたします✋

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