水田ファーモ導入で食味が向上した事例を紹介!【米食味コンクール金賞受賞者人見さんにインタビュー】
インタビューさせていただいたお客様のご紹介
- お名前:人見浩さん
- 設置場所:栃木県那須町
- 栽培作物:お米
- 品種 :ゆうだい21
- 導入機器:水田ファーモ
今回は水田ファーモをご利用いただいている、お米農家の人見さんにお話をお聞きしました。
人見さんは令和3年のお米番付で優秀賞を受賞、さらに第23回米・食味分析鑑定コンクールでも金賞を受賞するなど、食味や品質に気を使いお米を栽培されています。
そんな人見さんに水田ファーモは、どのようなことに役立っているのか?使った感想はどうなのか?を聞いてみました。
水田ファーモが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
-まず初めに規模を教えてください
那須高原で東京ドーム約1個分の面積を栽培しています。
栽培している品種は、ゆうだい21です。
-ファーモを使うことで、何が変わりましたか
ファーモを使うことで、理想とする水管理ができるようになりました。
使わないと理想とした水管理の5割しかできないところ、使うことで9割くらいできるようになりました。
ファーモがなくても田んぼは、見えますがせいぜい何となく遠くから田んぼを見て、大体これくらい入っている。などの感覚値になってしまいますので、数値で見られることは、大きいですね。
-なぜ水管理が大切なのですか?
お米を美味しくするためには、お米に含まれているタンパク質を減らすことが1番のテーマになります。
タンパク質が増えると、人間としては苦味を感じます。ですのでお米を美味しく感じない原因の1つということです。
タンパク質を減らすために私たち農家ができることは主に2つ。
- 肥料の種類を変えたり、量を変えること
- 田んぼの適切な水管理により、窒素量を管理すること
そのためファーモを使い、理想としている水管理に近づけることで、窒素の理想的な管理ができ、食味向上に繋げることができると思います。
-ファーモを導入して良かったと感じるのはどんなことですか?
正確な水管理ができ食味・品質の向上に繋げられたこと、また安心して水管理ができるようになったことが良かったです。
-具体的にどのような時に安心できると感じますか?
精神的に安心して管理できるという点です。
夜間や、外出中などすぐ圃場に行けない時に手元で数値として確認できるのは、とても安心できます。
またグラフで水位を見ることができるので、水抜けの原因なども早期に発見することができます。
例えば夕方に水を入れた時に、その後段々と水が増えていくのを確認できれば、何も問題ないです。ですが何か圃場に問題があると、グラフが右肩上がりになりません。
そんな時ファーモを使っていれば、寝る前や朝起きてすぐなどに水位を確認することができます。ですがファーモを使っていないと、次の日田んぼに行くまで気づくことはできません。
ここは大きな差だと思います。
何か異変を察知できれば、朝少し早く行って対策しようなど、早めに対策を打てます。
また雨が降った時も同様です。グラフで水位を確認してみれば、何か問題がある時はすぐに気づくことができます。
このように常に水位が見られ、対策を打てることは精神的な安心に繋がっています。
-今後もファーモが食味・品質向上など栽培の手助けになれば幸いです。
今回はご感想をいただきありがとうございました!
以上お米農家人見さんのファーモ導入事例のご紹介でした。
今回のお話にもあったように、今よりも食味・品質向上を目指す方にはもちろん。圃場が離れた場所にあり、水周りに時間がかかる方などにも水田ファーモはおすすめです。
月額無料、さらに低コストで導入できるので、初めてのスマート農業にも向いています。
少しでも気になっている方は、以下URLから詳細をご確認ください。
また人見さんは、ライスアカデミーというお米作りが学べるスクールも運営されています。
お米作りにご興味がある方は、ぜひそちらも確認してみてください。
ライスアカデミーの詳細はこちら→http://www.nasuclub.co.jp/rice/study.pdf