活動レポート

全国各地で展開している、ファーモを使ったスマート農業の実証事業を現場からレポート。その土地ならではの課題や特徴も交えてお伝えします。
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【ひとことブログ】水田farmoを使って変わったことや農業の課題

こんにちはーーー(*’▽’)/
広報担当の小平です!

今日は、農家さんの所に訪問する機会があり、嬉しかった事とこれから私たち農業に携わる者が、考えていかなければならない事についてお聞きしたので、思うままに書いてみようと思います。

まずは、水田farmoを使っていただいて、お役に立てているのかなと思ったご意見から。
栃木県のとある農家さんで、長くお付き合いいただいている農家さんのお父さんの行動が変わったそうなのです。
水田farmo導入前からのお話をすると、元々お父さんは水回りをするのが苦手で、水田に草がたくさん生えてしまっていたそうです。しかし、水田farmoを導入する事で毎日起きた時など、ちょっとした時間でアプリを見る機会が増えたそうなんです。アプリを見ることで水位が分かり、水回りにいく必要のある所がパッと見ただけで分かるので、見に行く回数が増えたんだそうです。
それによって、遠くにある圃場まで管理の目が行き届くようになり、雑草が減っただけでなく、収穫量も増えたとの事。

こういう事をお聞きするたびに、たくさんの方に使ってみていただきたいなぁーーー。
って凄く思います。。

こういう風に良いご意見をお聞きするだけでなくて、もっと農家さんの為に何かできることがないかなと思ったことがあって、、、

これもとある栃木県の農家さんが抱えていた悩みをお聞きしたのですが、その地域は高齢化が進んでおり、ご意見を伺った農家さん自身は兼業で農家をされており、夜は看護師として働いているそうです。奥さんがほぼ専業で農業をしており、主に農家をされているのは、ご主人のお父さん。
お父さんが健在の内は、今の状態でもギリギリ耐えられるが、倒れることがあった場合には、田んぼが地域の東西南北に広がっていて、全ての水回りをするのに12時間はかかってしまうそうです。今現在、水回りをするのもしんどいのに、草刈りから稲刈り迄を全部ご夫婦でやるとなったら、もう農業は続けられないとおっしゃっていました。
ウチが農家を辞めたら、周りもみんな農家をいずれやめていくことになる。そうしたら、獣の被害が、栃木県のあちこちで起こり、住んでいくことは難しくなるだろうともおっしゃっていました。
こちらのご夫婦のお子さんたちの将来の事を案じた時、今でも手遅れかもしれなけど、どうにかしたい。そのためにIoT機器をたくさん導入したいけど、費用がかかる。助けて欲しいのに金銭的助けを求める先がなく、凄く悩まれていらっしゃいました。

こんなお話を聞いて、農業に携わった以上は、困っている方を助けられる何か策が無いか、凄く悩みました。
人の役に立つ仕事をして、笑顔になって欲しい。そう思って仕事をしていますが、時に自分が無力なんだなと考えさせられる瞬間もあります。だけど放ってはおけないので、目の前の事に真剣に取り組んでいこうと思いました。

今日は、以上です。
読んでいただきありがとうございました!
時間を見つけて、ちょくちょく更新していこうと思います。

では、またねぇ????

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